【興収速報】「映画 おそ松さん(Snow Man)」の興行収入をどこよりも早くお届け!興収速報&分析まとめ!

(C) 映画「おそ松さん」製作委員会2022

2022年3月25日より「映画 おそ松さん」が公開となります。

こちらの記事では主に興行収入の公開前の考察、そして速報値(推定)の更新を行なっていきます!

春休みシーズンは毎日更新いたしますので気になる方は是非!

(速報値のみ見たい方は目次よりスキップ推奨です!)

スポンサーリンク

「Snow Man」が6つ子!?「おそ松さん」禁断の実写化!

春休みシーズンに突入し「SING シング ネクストステージ」や「ドラえもん」「余命10年」など20億円越えが確実視されている作品がひしめく中、公開となる「映画 おそ松さん」。

(C) 映画「おそ松さん」製作委員会2022

元々「天才バカボン」などで有名な赤塚不二夫が手がけた作品「おそ松くん」を赤塚不二夫生誕80周年として作られた続編作品が「おそ松さん」となります。放送コードギリギリのギャグや全員ニートという現代にあった設定、さらには6つ子全員に主役級の豪華声優をキャスティングするなど他のアニメとは一線を画すスタイルが話題に。2016年流行語大賞ノミネートや円盤売上も当時歴代3位になるなど女性を中心に社会現象級のヒットとなりました。

そんな大人気アニメの実写化で主演を担当するのは国民的アイドルグループの「Snow Man」。主人公の6つ子とオリジナルキャラクター3人の構成で出演しています。ジャニーズメンバー全員での主演は関ジャニ∞の「エイトレンジャー」振りになりますね。

監督は昨年大ヒットした「東京リベンジャーズ」を務めた英勉監督。実写映画のメガホンを多く取ってきた英勉監督であれば、上手く作品を導いてくれることでしょう!

あらすじ

赤塚不二夫の名作漫画「おそ松くん」に登場する6つ子たちが、自堕落な生活を送るニートの大人になった姿を描いて人気を集めたギャグアニメ「おそ松さん」を、アイドルグループ「Snow Man」の主演で実写映画化。

おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の松野家の6つ子は、20歳を過ぎても定職に就かず、親のすねをかじって暮らす童貞のニートたち。6人は時に足を引っ張り合いながらも、仲良くひとつ屋根の下で暮らしている。

そんなある日、長男のおそ松が、ある老紳士と出会う。その老紳士は時価総額数十兆円の大企業アプリコッツのCEOで、事故で亡くした息子と瓜二つのおそ松を養子にしたいという。おそ松が似ているなら自分たちも似ているはずで、おそ松の抜け駆けが許せない5人の弟たちは、養子にもらわれたいがために他の兄弟を蹴落とす骨肉の争いを始める。そんな彼らの前に怪しい黒ずくめの3人組が現れ……。(映画.comより引用)



どれくらいヒットするのかを分析!

①公開館数をチェック!

まず公開館数から見ていきましょう。

公開館数は200館。(公開劇場はコチラから)

意外にも上映館数は少なめですね。
「Snow Man」のメンバー、ラウールが昨年主演として出演した「ハニーレモンソーダ(220館)」よりも少ない館数となっています。

この点においては昨年実写作品の不況が続いた東宝としての様子見か、はたまた満席を出やすくしてヒットの演出を狙っているのか(?)意図は正直よくわかりません。
先週公開された「KAPPEI カッペイ」も漫画原作の実写作品で、330館ですから余計に意図が読みづらいですね(笑)

ただし、実際に上映スケジュールを見てみると同日公開の「ナイトメアアリー(352館)」「ベルファスト(110館)」「アンビュランス(180館)」より上映回数がかなり多くなっています

TOHOシネマズ新宿では

映画 おそ松さん(11回)
「ナイトメア・アリー(6回)」
「アンビュランス(7回)」
「ベルファスト(5回)」

その他の劇場でも上映回数が他作品に比べかなり多いので、実際座席数は全体の中で1番多い可能性もありそうですね。

②過去の関連作品をチェック!

次に過去の関連作品から傾向を探ってみます。

特に「Snow Man」主演作として直接的に関連作品として挙げられるのは

ラウール主演のラブコメ実写化作品「ハニーレモンソーダ」。
メンバー全員が出演した「滝沢歌舞伎」の無観客ライブを上映した「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」。

これらの作品の成績はこのようになっています。

作品名初動興収(公開3日間)最終興収
滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie6.0億円最終21.4億円(※先行分1.4億円)
ハニーレモンソーダ2.4億円最終10億円

滝沢歌舞伎は特別鑑賞金のため客単価は3000円弱ほど。
ハニーレモンソーダは通常料金のため1300円ほどです。

そのため初動の数字は大きく違うように見えますが、動員数はほぼ同じでどちらも初動3日間で20万人ほどのスタートを切っています。

今までの作品を例に考えると初動成績は動員20万人がベースとして考えられますが、今作が今までの作品と違うのは社会現象級のヒットを記録したアニメの実写化作品という点。そちらについても考察してみます。

人気アニメの実写作品!成功と失敗を分けるポイントは?

実写作品は一般的に当たり外れが大きく分かれるケースが多く、「キングダム」「るろうに剣心」「銀魂」「東京リベンジャーズ」などヒット作品も多くありますが、その一方で失敗し大きな批判を浴びた作品も多く存在します。

その明暗を分けるものは一体何なのでしょうか。もちろん作品の完成度が一番重要ですが、個人的には作品の出来がわからない時点でどこまで多くの人に興味を持ってもらうかもかなり重要だと考えています。

なぜなら、実写化作品の中には評価が悪くても初動のヒットが尾を引く形で興行的には成功を収めるケースが存在するからです。例を挙げると「進撃の巨人(後編は失敗気味ですが…)」「ヤッターマン」「ルパン三世」など…。

そして公開前に興味を持ってもらう上で一番重要なのはやはり予告編と言うことになります。

今作「映画 おそ松さん」の予告編再生数を他の作品と比較してみましょう。

「映画 おそ松さん」…193万回

「るろうに剣心 最終章 The Final(43.5億円)」…380万回
「るろうに剣心 最終章 The Beginning(25.0億円)」…61万回
「東京リベンジャーズ(45.0億円)」…1197万回
「かぐや様は告らせたい ファイナル(10.6億円)」…113万回

「映画 おそ松さん」の予告はまだ公開から1カ月半ほどしか経っていないため、ここからまだまだ伸びることも考えればかなり話題性は高くなっていることがわかります!

さらに今作はオープニングに原作のアニメキャラが登場するなど、アニメファンの集客も狙っています。

実際予告編のコメント欄にはアニメファンの意見が多数。
最初は反対派という人も多かったようですが、予告編のコメント欄を見る限りではかなり好意的なものが多い印象です。

(ちなみに過去に公開されたアニメ「おそ松さん」の劇場版作品「えいがのおそ松さん」は2019年に公開され最終興収は6.1億円となっています。)



③実写作品としては異例の特典配布も!舞台挨拶はライビュなし…!

さらに、今作は東宝の実写作品では異例の入場者特典もあります。私の記憶では昨年の東宝配給の実写作品で入場特典があった作品はなかったと思います。そうなるとやはり今作にはかなり東宝も力を入れている様子。(ただ、なぜ上映館数が200館なのかは少し引っかかりますね…。)

また公開開始から3日間だけの配布となっているため入場者特典を手に入れるには日曜日までの鑑賞が必須になります。その点は注意が必要です!

その狙いとしては、おそらく初動3日間成績でSnow Manのファンを中心に今年の実写邦画暫定No.1のスタートを出すためかと予想できます。長期休みシーズンは平日も動員が見込める一方で土日の成績はその反動で下がりがち。それを意識した3日間限定の特典かもしれません。(オープニング成績で1位を取れればCMなどでドドーンと今年No.1!みたいな形で効果的な宣伝ができます)

また、公開初週にTOHOシネマズで行われる舞台挨拶にライブビューイングはなしとのこと。ファンからは嘆きの声もあがっていますが、個人的は来週再来週あたりにライブビューイング付きの大ヒット御礼舞台挨拶が控えているのではないかと予想します。

これは同じく東宝配給の「劇場版 呪術廻戦0」でも取られた方式で、こちらも公開初週の舞台挨拶にライブビューイングはありませんでしたが公開8週目に大ヒット御礼舞台挨拶が行われました。
舞台挨拶での大型動員を見込んでライブビューイングは取っておく計らいなのかもしれません。
(※3月27日追記 予想通り4月2日に舞台挨拶と全国のライブビューイングが決定しました!)

現時点での実写邦画No.1オープニング成績は「コンフィデンスマンJP 英雄編」の土日動員33万1000人&4億7100万円。かなり高い壁ではありますが不可能な領域でもなさそうです。

【4/2追記】珍しい試み!上映終了後にメイキング公開?

なんと来週の金曜より珍しい試みも始まります!
それはエンドロール終了後に10分ほどの作品メイキング映像を上映するとのこと!

第一弾の夏編は4/8〜4/14までの1週間
第二弾の冬編は4/15〜4/21までの1週間
上映されるとのことです!
メイキング映像を大きなスクリーンで観れるのはファンにとっても嬉しい試みですね♪



まとめ+最終予想

(※完全に独断と偏見での予想となりますので、ご了承下さい。)

ここまでの分析をまとめると…

①上映館数は少なめ、ただし上映回数は多め=通常の大規模作品並
②今までの動員ベースは20万人
→人気アニメの実写で動員アップ
③入場者特典で初動3日間の爆発に期待!
オープニング成績予測

土日…3.5億円

3日間…6億円

最終成績予測

最終成績…25億円



興収速報(※推定値)

現在…15億7000万円(5月日時点)

参考サイトはコチラ

興収推移

公開日数興行収入
3日目6億4283万円
10日目10億4000万円
17日目12億2557万円
24日目13億6020万円
31日目14億4219万円

Coming soon…



最後に

初回の入場特典は3日間限定、さらに次の東宝作品「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」までは3週間ほどのスパンがあります。それを踏まえるとまだ追加特典がある可能性がありそうです。そうなった場合また数字は大きく変わって来ますが、今回はそれも含めて20億円という予想を立てます。

果たして実際はどのような結果になるのか、楽しみですね!

春休みシーズンは毎日更新となりますので乞うご期待です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました