【映画ランキング】「シンエヴァ」歴代2位のぶっちぎり首位発進!「鬼滅」は400億円がほぼ確実に!〔3月13日~3月14日付〕

こんにちは!タロイモです。
こちらの記事では今週の映画ランキングの分析、総評、来週のランキング予測などを行います!
気になっている作品のみ見たい場合は下の目次よりジャンプして頂けると幸いです!

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今週のランキング

早速、今週のランキングですがこのようになっています。

シン・エヴァンゲリオン劇場版初登場
ブレイブ -群青戦記-初登場
花束みたいな恋をした
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編
名探偵コナン 緋色の不在証明
太陽は動かない
ラーヤと龍の王国
ライアー×ライアー
しまじろうとそらとぶふね初登場
映画 えんとつ町のプペル

1位「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

©カラー

累計興行収入…33億3842万2400円
(公開1週目)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は初登場首位スタート。

前作から8年越しということで多くのファンが待望していた作品ということもあり、既に2021年の興行収入ランキングでは暫定1位、スタートダッシュは歴代最高クラスとなっています。

中でも公開7日間の興収は驚異の33億円越えで、「鬼滅の刃 無限列車編(推定71億円)」に次ぐ歴代2位の数字に。

今まで歴代2位だった「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の7日間記録も30億円ほどになりますが、こちらは冬休み中の公開(12月27日)と年末年始シーズンで、お盆休みやGWとほぼ同じ集客が見込めるシーズンでした。

それに対し、「シンエヴァ」は休みシーズンでない月曜日公開で、さらに公開日決定直後には1都3県では緊急事態宣言延長が決定。都心ではレイトショーの公開もありませんでした。
このような悪条件を考慮すると、改めて驚異的な数字であることがわかると思います!

(※やはり皆さんが気になるのは最終的にどこまで数字を伸ばすかだと思いますが、こちらについては長くなってしまうので後日予想記事を書く予定です!)

2位「ブレイブ -群青戦記-」

©2021「ブレイブ −群青戦記−」製作委員会 ©笠原真樹/集英社

累計興収…2億333万3000円
(公開1週目)

2位は「ブレイブ -群青戦記-」。OP成績は動員11万1000人&興収1億4300万円

2月19日に公開された「ライアー×ライアー(現在6億円)」とほぼ同等の初動成績ですが、「ライアー」は公開3日目(日曜日)の失速が大きかった作品でもあります。
その点「ブレイブ」の3日目は2日目の成績を上回っているので、最終10億円弱ほどのヒットもおそらく狙えると思われます。(今年10億円を越えた作品は未だ4作品のみ。)

本広克行監督は「曇天に笑う(2018年公開)」の失敗(初登場11位、最終興収1.1億円)以降初の大規模公開作品となりましたが、今作は上々のスタートと言えそうです。

3位「花束みたいな恋をした」

(C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

累計興行収入…30億108万7560円
(公開7週目)

3位は「花束みたいな恋をした」がランクイン。

6週連続首位から初の首位陥落となりましたが、こちらは30億円を突破。なんとこの数字、配給の東京テアトルとしては「この世界の片隅に」の27億円を越える歴代1位の記録となっています。
菅田将暉の主演作品としても歴代1位の数字となっており、2021年を代表するラブストーリー作品となりました。

4位「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

累計興行収入…386億1261万3550円
(公開22週目)

「鬼滅の刃 無限列車編」は4位ランクイン。
22週目にして初の4位となりましたが、こちらは円盤発売と同時に第5弾、第6弾の特典配布が決定。

第5弾、第6弾の特典配布はそれぞれ100万名の合計200万名分の配布となっており、もしこの特典が全て配布終了となった場合、客単価を1300円と低めに設定したとしても単純計算で

1300円×200万人=26億円

となり、現在の興収に足しただけでも累計興収はなんと412億円以上
そして現在の動員数は2800万人を越えているため、累計動員数も3000万人以上となります!
まさか歴代1位の記録を約100億円も塗り替える作品が生まれるとは…昨年では想像もつきませんでした…!

5位「名探偵コナン 緋色の不在証明」

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

累計興行収入…10億3582万3150円
(公開5週目)

5位は「名探偵コナン 緋色の不在証明」がランクイン。こちらは公開5週目でついに10億円を突破。
今まで総集編で10億円を越えた作品は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生(18.7億円)」のみとなっており、さらにこちらは一部新作エピソードを含んでいたことも考えるとかなり異例の記録となっていることがわかります。
かなりの盛り上がりを見せているコナンシリーズですが、4月19日公開の「名探偵コナン 緋色の弾丸」は果たしてシリーズ初の100億円到達となるのでしょうか。

6位「太陽は動かない」

(C)吉田修一/幻冬舎 (C)2020「太陽は動かない」製作委員会

累計興行収入…3億154万1660円
(公開2週目)

「太陽は動かない」は先週から大きく3ランクダウンし6位に。こちらの興行展開はかなり厳しいものになっています。製作費や宣伝費の回収はほぼ絶望的な状態に。

7位「ラーヤと龍の王国」

(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities

累計興行収入…1億5381万750円
(公開2週目)

「ラーヤと龍の王国」は粘り強く1ランクダウンに順位を留める結果に。やはり元々の知名度が低かった分、公開後に作品を知る人も多い印象です。ただディズニー作品としては配信サービスと同時展開と言えど、やや物足りない結果となりそうです。

8位「ライアー×ライアー」

C)2021「ライアー×ライアー」製作委員会 (C)金田一蓮十郎/講談社

累計興行収入…6億8798万2300円
(公開4週目)

「ライアー×ライアー」は8位に。こちらはまもなく7億円と言ったところ。
今年の実写邦画作品の中では「花束みたいな恋をした」に次ぐ数字となっています。

9位「しまじろうとそらとぶふね」

(C)Benesse Corporation2020 (C)上海合源文化伝媒有限公司

累計興収未発表(推定2200万円)
(公開1週目)

9位には昨年から公開延期となっていた「しまじろうとそらとぶふね」がランクイン。今作からは長年制作を担当してきたアンサー・スタジオに代わり中国の企業である上海合源文化伝媒有限公司が制作を務める形に。それが功を奏したのかはわかりませんが、9作目にして初のTOP10入りとなりました。

10位「映画 えんとつ町のプぺル」

(C)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

累計興収23億6069万3100円
(公開12週目)

10位は「えんとつ町のプペル」は12週連続のランクインに。
この12週連続TOP10ランクインという記録は2020年に公開された作品の中でも「鬼滅の刃 無限列車編」に次ぐ数字(3位の記録は「映画ドラえもんのび太の新恐竜」と「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の11週連続)で、客単価の高さも考えるとリピーター率が高かったことが伺えます。

次週ランクイン期待作

「劇場版 奥様は、取り扱い注意」

Ⓒ2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会

2017年に日本テレビで放送されていたドラマの劇場版作品。綾瀬はるかと西島秀俊のダブル主演で元特殊工作員と公安エリートの夫婦が繰り広げるアクションエンターテイメント作品となっています。

近年のドラマの映画化作品はヒットする例が多く、昨年は「今日から俺は!!劇場版(53.7億円)「コンフィデンスマンJP プリンセス編(38.4億円)はコロナ禍にも関わらず優秀な成績をあげました。
また、2018年に公開された「劇場版コードブルー ドクターヘリ緊急救命」に関しては93.0億円の大ヒットとなっています。

このことからもこの作品も大ヒットする可能性を大きく秘めていると考えています。
また「奥様は、取り扱い注意」のドラマ平均視聴率は12.7%とかなり高く、「コードブルー ドクターヘリ緊急救命3」の14.6%と比べても引けを取らない数字です。この点においても大ヒットが期待できそうです。

個人的には20億円ほど行くポテンシャルは秘めていると予想します。ただ1つ不安要素としてはドラマ終了から3年以上経っていることが挙げられます。果たして当時の視聴者を多く取り込むことはできるのでしょうか。

劇場版『奥様は、取り扱い注意』予告【2021年3月19日(金)公開】

「トムとジェリー」

©2020 Warner Bros. All Rights Reserved.

こちらは「ワンダーウーマン1984」以来約4ヶ月ぶりのワーナー洋画作品。アニメCGで描かれるトム、ジェリーと実写を融合したハイブリッド型のコメディ作品です。
全米でも今年最高の数字をマークし、米批評サイトRotten tomatoesでも観客評価は83点と高得点をマークしています。

今作は子供層をターゲットにした作品で、ほとんどが吹替上映となっています。吹替キャストも水瀬いのり(「Re:ゼロから始める異世界生活」レム役など)、日野聡(「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎役など)、霜降り明星飯豊まりえなど、かなり力の入っている作品です。

ただ、コロナ禍において子供層をターゲットにした作品はやや成績の振るわないケースが多い(昨年の「ドラえもん」は過去9年で最低の成績、「ポケモン」はシリーズ歴代最低を更新)という点は少し懸念されるポイントになります。

映画『トムとジェリー』本予告 2021年3月19日(金)公開【ムビチケカード発売中】

「ミナリ」

© 2020 A24 DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved.

こちらは先日ノミネートが発表されたアカデミー賞で見事6部門ノミネートとなった作品です。(全作品中2番目のノミネート数)

1980年代のアメリカが舞台となっており、そこに引っ越してきた韓国系移民一家に降り掛かる理不尽な運命とその運命に立ち向かう家族を描いた作品です。

今年のアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品としては初の劇場公開作で、今年注目の作品となっています。

【公式】『ミナリ』3.19(金)公開/本予告

来週の映画ランキング予測

最後に来週の映画ランキングを予想します!
(※個人的な予想ですのでご了承下さい。)

①「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(
②「劇場版 奥様は、取り扱い注意」(初登場
③「トムとジェリー」(初登場
④「映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」(初登場
⑤「花束みたいな恋をした」(
⑥「ブレイブ -群青戦記-」(
⑦「鬼滅の刃 無限列車編」(
⑧「ミナリ」(初登場
⑨「名探偵コナン 緋色の不在証明」(
⑩「ラーヤと龍の王国」(

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は先週から半減しても6億円弱の土日成績になるため、引き続き首位をキープとなるでしょう!
「劇場版 奥様は、取り扱い注意」は3億円、「トムとジェリー」は2億円強の土日成績と予想します!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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