【映画ランキング】「花束みたいな恋をした」7年ぶり驚異の6V!鬼滅は興収で首位に!〔3月6日~3月7日付〕

こんにちは!タロイモです。
こちらの記事では今週の映画ランキングの分析、総評、来週のランキング予測などを行います!
気になっている作品のみ見たい場合は下の目次よりジャンプして頂けると幸いです!

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今週のランキング

早速、今週のランキングですがこのようになっています。

花束みたいな恋をした
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編
太陽は動かない初登場
名探偵コナン 緋色の不在証明
ライアー×ライアー
ラーヤと龍の王国初登場
劇場版ポケットモンスター ココ
樹海村
映画 えんとつ町のプペル
ARIA The CREPUSCOLO初登場

1位「花束みたいな恋をした」

(C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

累計興行収入…26億4885万6990円(公開6週目)

こちらはついに6週連続首位となりました。
なんとこの6週連続首位という記録、実写邦画作品としては「永遠の0」以来約7年ぶりの快挙となります!
また既に興収は26億円に到達。30億円も視野に入っており、配給の東京テアトルとしても「この世界の片隅に」の27億円を越え歴代最高のヒットとなる見込みです。
OPの興行成績は1億9100万円だったため、通常通りであれば15億円行けるか行けないかといったところの数字でした。ところが現在ではその2倍も射程圏内に。SNSなどで拡散され右肩上がりで数字を伸ばす珍しいケースの作品です。(過去例を挙げると「飛んで埼玉」や「ズートピア」など)

2位「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

累計興収…384億4644万7150円(公開21週目)

「鬼滅の刃 無限列車編」も公開から21週を迎えましたが未だに粘り強く2位をキープ。さらに興収では6週ぶりに首位を奪還する形に。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開で箱数が激減するという情報もあったため4Dなどでは完売もあったようです。

やはり気になるのは400億円到達だと思いますが、現在残り15.5億円となっています。
しかし、先週から座席数は70%カット、4D・IMAXに至ってはほとんどの上映が終了する形に。
このまま尻すぼみの状態で上映終了となってしまった場合、おそらく到達は無理でしょう。

しかし、一部の映画館では4Dの上映復活をアナウンスしているところもあります。また、来週3月15日はアカデミー賞のノミネート発表、再来週3月19日には日本アカデミー賞の最優秀賞発表が控えています。そこでノミネートや最優秀賞を受賞した場合再ブーストで再び勢いが戻るのでは、と考えています。
また、春休み興行で有力な「映画ドラえもん」シリーズやディズニー作品が不在なため、子供客層の取り込みにおいてはほぼ「鬼滅の刃」の独壇場となっているのも期待できるポイントです。
(3月19日公開の「トムとジェリー」が若干子供向け作品としては強敵かもですが…)

3位「太陽は動かない」

(C)吉田修一/幻冬舎 (C)2020「太陽は動かない」製作委員会

累計興行収入…1億4516万7030円(公開1週目)

「太陽は動かない」は初登場3位スタート。

今作は「海猿」や「暗殺教室」シリーズを手がけた羽住英一郎監督×藤原竜也主演のスパイアクション映画。
今作はブルガリアでの海外ロケや韓国の有名俳優を起用するなどかなりグローバル的で気合の入った作品です。

しかし、OP土日興収1億900万円というのはやや寂しい数字
藤原竜也直近の主演作「カイジ ファイナルゲーム(20.6億円)」30.1%
羽住監督の直近作「OVER DRIVE(4.4億円)」122.9%となっています。
最終的に5億円に届くか届かないかと言ったところ。

寂しいスタートとなってしまった要因としてはWOWOWでのドラマシリーズを観ないと理解できないポイントがあったからなのではないかと考えられます。

実際羽住監督は過去に「MOZU(13.1億円)」という作品がありますが、こちらもWOWOWでのドラマシリーズの続編ということでついて行けない人も少なからずいた印象です。ただこちらは興行的には成功を収めています。なぜかと言いますと、こちらの「MOZU」に関してはTBSが共同制作に参加していたため、ドラマシリーズの地上波放送があったからだと考えられます。しかし、「太陽に動かない」に関しては無料とは言えども、WOWOWのみの放送に限られています。

また、さらに予期せず「シンエヴァ」との公開も被ってしまったため、早くも月曜日から大幅に箱数もカット。製作費の回収もままらない可能性があります

4位「名探偵コナン 緋色の不在証明」

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

累計興行収入…9億1695万3550円(公開4週目)
4位は「名探偵コナン 緋色の不在証明」。新予告が3月4日に公開された影響で若干勢いは落ちているものの、上映館の拡大により興収は10億円に迫る勢い。アニメ総集編でこの数字となると、「緋色の弾丸」がどこまでの成績を残すのか非常に楽しみになりますね。

劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』新予告【2021年4月16日(金)公開】

5位「ライアー×ライアー」

C)2021「ライアー×ライアー」製作委員会 (C)金田一蓮十郎/講談社

累計興行収入…興収5億8452万9860円(公開3週目)

5位は「ライアー×ライアー」。興収は6億円にまもなく到達と言ったところ。コロナ禍と言うこともあり若干寂しい数字ではありますが、恋愛系の作品はアクション系などの作品に比べ製作費も小規模傾向にあるため、こちらはほぼ黒字と言っていいでしょう。

6位「ラーヤと龍の王国」

(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities

累計興行収入…7027万7600円(公開1週目)

6位には「ラーヤと龍の王国」がランクイン。初めてディズニープラスと同時展開された作品です。しかし、スタートとしてはかなり厳しいものに。最終的にも1億越えるのでやっとといった感じです。
公開規模の縮小ももちろん失敗した要因の1つと言えそうですが、それにしても空席が目立っている印象でした。個人的には劇場側も公開ギリギリまで公開発表をしなかったため、宣伝が追いつかなかったのではないかと考えています。公開1週間前まで大手シネコンでのアナウンスはほとんどなかったため、そこで莫大な宣伝費をかけることはもはや博打の域ですからね。やはりいくらディズニー作品と言えども、宣伝の重視性は大きいものなのだなと思いました。

また、全米でも批評家の予想を大きく下回るなど不安な要素も多く見受けられます。こちらについては長くなってしまうので後日まとめる予定です。

7位「劇場版ポケットモンスター ココ」

(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2020 ピカチュウプロジェクト

累計興行収入…17億3859万8150円(公開11週目)

7位には前週から2ランクアップの「劇場版ポケットモンスター ココ」がランクイン。前週も2ランクアップだったため、2週間で合計4ランクアップとなっています。これはやはり2月27日に発表された『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』と『Pokémon LEGENDS アルセウス』の情報公開におけるブーストでしょう。さらに2月22日からの新CMも公開もブーストに拍車をかけていると考えられます。

ただ、今作はコロナの影響もあり、ポケモンシリーズとして初の20億円を切る興行成績となっています。次作ではこの流れを打破できるのか注目です。

8位「樹海村」

(C)2021「樹海村」製作委員会

累計興行収入…6億482万1600円※先行含む(公開5週目)

8位は「樹海村」がランクイン。こちらは今年唯一の本格ホラー作品として5週連続のランクインを果たしています。前作の14.1億円からは大きく数字を落とす形となっていますが、こちらは損益分岐点を越えた辺りでしょうか。

9位「映画 えんとつ町のプぺル」

(C)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

累計興収23億2555万8250円(公開11週目)

9位は「映画 えんとつ町のプペル」がランクイン。こちらの作品はなんと11週連続のランクインとなっています。興収も23億円突破ということで、独立したアニメ作品としては昨年公開された作品の中では1位の成績となっています。

10位「ARIA The CREPUSCOLO」

(C)2020 天野こずえ/マッグガーデン・ARIA カンパニー

未発表(推定…動員3.5万人&興収5000万円)(公開1週目)

10位は「ARIA The CREPUSCOLO」が初登場ランクイン。2005年に放送開始となったアニメシリーズ作品5年ぶりの新作となります。前作は11館で推定動員数3.2〜3.9万人ということでしたが、今作は70館公開でほぼ同じ数字となりました。今後も公式発表はない可能性が高いです。

次週ランクイン期待作

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

©カラー

先日初日興行収入予測の記事を書かせていただいた作品。なんと1都3県の緊急事態宣言、週初めの平日という悪条件の中、初日興行収入は8億277万4200円という驚異的な成績に。今週中に1作目の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(20.0億円)の興収を越えるのはほぼ確実です。
早くも100億円突破も噂されていますが、やはり注目は土日の興行収入。維持率次第では今年1位の成績になる可能性も秘めています。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】

「ブレイブ 群青戦記」

©2021「ブレイブ −群青戦記−」製作委員会 ©笠原真樹/集英社

こちらは「週刊ヤングジャンプ」で連載されている作品を新田真剣佑主演で「踊る大捜査線」シリーズや「亜人」を手がけた本広克行監督が実写化した作品。

1本の雷が校庭に落ちた直後、突如として学校ごと戦国時代にタイムスリップするという斬新なストーリー。松山ケンイチや山崎紘菜などの豪華俳優も出演しています。

また、今作は故三浦春馬の出演している映画作品としては最後の作品となります。

予告編90秒【3.12 公開】映画『ブレイブ -群青戦記-』

来週の映画ランキング予測

最後に来週の映画ランキングを予想します!
(※独断と偏見で予想していますのでご了承下さい。)

①「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(初登場
②「花束みたいな恋をした」(
③「ブレイブ 群青戦記」(初登場
④「太陽は動かない」(
⑤「鬼滅の刃 無限列車編」(
⑥「名探偵コナン 緋色の不在証明」(
⑦「ライアー×ライアー」(
⑧「しまじろうとそらとぶふね」(初登場
⑨「ラーヤと龍の王国」(
⑩「劇場版ポケットモンスター ココ」(

やはり、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」がしばらく首位に君臨するのではないかと予想しています!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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