【名探偵コナン 緋色の弾丸】赤井秀一は100億円の男になれるのか?その可能性を徹底解説&予想!【興行収入】

Ⓒ2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に続き、爆発的ヒットが期待されている今作。
コロナ禍で一度公開が延期されたため、2年ぶりの新作となります。
早くも初日の上映回数が60回を越えている劇場もあるようで、なんと上映回数は「鬼滅の刃 無限列車編」にも匹敵する数となっています!
そして今作は、初動、累計ともにシリーズ歴代記録を更新して100億円に到達する可能性も大きく秘めています!
ここからはその可能性について詳しく解説していきたいと思います。

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シリーズ屈指の勢い?ヒットが期待できるポイント5つ!

①新作ごとにシリーズ記録を更新している

「名探偵コナン」シリーズは、アニメシリーズ作品としては屈指の興行成績を誇っており、ドラえもん、ワンピース、ポケットモンスターなどのシリーズと比較してもその差は歴然です。
特に最近は7年間連続で新作ごとにシリーズ記録を更新しており、邦画アニメ歴代興収TOP10入りを果たすなど、映画業界には欠かせない存在となっています。

その大きな理由として考えられるのは、ファン層の拡大にあります。
「名探偵コナン」がアニメ化されたのは25年前。その当時子供だったファンが親となり、ファミリー映画として徐々に定着してきたことが1つ、ファン層拡大の理由として挙げられるでしょう。

 

いや、「ドラえもん」も「ポケモン」もファミリー映画だし同じじゃん!

1つ目はあくまでファミリー映画として定着してきた要因。
2つ目はメガヒット作となった要因だよ。

2つ目の理由ですが、注目してほしいのは「純黒の悪夢」からの大幅な記録更新です。なんと約20億円もシリーズ記録を更新しています。その大きな理由が、人気キャラを前面に活かした作品作りにあります。
特に「純黒の悪夢」では2大人気キャラである、安室透と赤井秀一が直接対決。さらに、アクションを前面に押し出したことでエンターテイメントの幅が格段に広がりました。さらに、シリーズ初の応援上映なども開始され、多くの女性ファンの獲得に成功しました。
これが他のファミリー映画と差別化できているポイントになります。

その後も、「から紅の恋歌」では服部平次、「ゼロの執行人」では安室透、「紺青の拳」では怪盗キッド&京極真など人気男性キャラを軸にしたアクションやストーリーになっています。

そして今作の主役は”赤井秀一”。コナンシリーズでもトップクラスの人気を誇るキャラなだけに期待は一層募ります。

②視聴率も右肩上がりに!

「名探偵コナン」シリーズは毎年公開時期の4月に金曜ロードSHOWにて前作が地上波放送となるのも恒例行事となっていますが、興収に限らず視聴率も右肩上がりになっています。

〈直近5年の初回放送視聴率〉
「業火の向日葵」…10.5%
「純黒の悪夢」 …10.6%
「から紅の恋歌」…10.8%
「ゼロの執行人」…11.6%
「紺青の拳」  …13.9%

特に「紺青の拳」は前回から2%以上視聴率が伸びており、今作「緋色の弾丸」が多くのファンから大きく期待を集めていることがわかります。
最近放送された『「鬼滅の刃」第一夜「兄弟の絆」』の14.5%、『天気の子』の8.8%、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の7.9%などと比較しても中々な数字です。

③シリーズ初!特別上映の同時公開

今作は特別上映(4D、IMAX、ドルビーシネマ)が同時公開されるのも大きなポイントとなります。

特別上映は通常料金に追加で料金が発生するため、大きな客単価の増加に繋がります。また、作品をリピート鑑賞するきっかけにもなりますし、最近では「鬼滅の刃」や「シンエヴァ」のヒットも特別上映によって生み出されたと言っても過言ではありません。

そして今作は、ほとんどの劇場の特別上映枠をほぼ独占しているためポテンシャルを最大限発揮できる環境が整っています。
さらに、特別上映のみの特典配布もあるので、こちらもかなりの集客が見込める要因と言えそうです。

④上映規模は過去最大に!

最初に初日の上映数が60回を越える劇場があると冒頭で触れましたが、今作は全国的に多くの劇場からも大きな期待がかかっており、上映規模は過去最大のものになっています。
なんと、興行収入を見守りたい!のデータによると座席数は前作「紺青の拳」の1.5倍以上ととなっており、100億円に向け最高のスタートを切るための万全の環境が整ったと言えるでしょう。

⑤異例の総集編の大ヒット

2月11日に公開となった「名探偵コナン 緋色の不在証明」が12億円を越える大ヒットになったのも、かなり期待できる要因となっています。
実際ヒットの影響を受け上映規模が拡大されるなど、劇場側も配給側もここまでのヒットを見込んでいなかったということが見受けられます。
この12億円と言う数字ですが、今年全国公開された映画が約40作品ある中、堂々の4位と言う成績で、テレビ版の総集編としてはかなり異例な成績となっています。

初動成績は?最終的に100億円到達は可能?

まず今までのOP興行成績を見てみましょう。

・「名探偵コナン 純黒の悪夢(2016)」 
12億915万円(最終63.3億円)
・「名探偵コナン から紅の恋歌(2017)」
12億8692万円(最終68.9億円)
・「名探偵コナン ゼロの執行人(2018)」
16億7000万円(最終91.8億円)
・「名探偵コナン 紺青の拳(2019)」  
18億8629万円(最終93.7億円)

これだけではわからないという方のために、日本の歴代OP興収ランキングを載せておきます。

〈日本歴代OP興行収入〉

1位「鬼滅の刃 無限列車編」(2020年)
…46億2300万円
2位 「アナと雪の女王2」(2019年)
…19億3974万円
3位「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」(2007年)
…19億3869万円
4位「名探偵コナン 紺青の拳」(2019年)
…18億8629万円
5位「ハリーポッターと死の秘宝Part2」(2011年)
…17億6073万円
6位「踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)
…17億3557万円
7位「トイストーリー4」(2020年)
…17億686万円
8位「名探偵コナン ゼロの執行人」(2018年)
…16億7000万円
9位「天気の子」(2019年)
…16億4380万円
10位 「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(2014年)
…16億2889万円(2日間)
11位 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2019)
…16億1934万円
12位 「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(2017年)
…16億1717万円
13位「千と千尋の神隠し」(2001年)
…15億8211万円
14位「崖の上のポニョ」(2008年)
…15億7581万円
15位 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(2019)
…15億7046万円

(※1週目が4日間以上の作品、先行上映のあった作品は含めていません)

このデータから「名探偵コナン」シリーズは歴代トップクラスの数字を叩き出していることがわかると思います。

ズバリ予想は…?

そして今作「緋色の弾丸」のOP興収ですが、個人的には23~24億円辺りになるのではないかと予想しています。つまり「鬼滅の刃 無限列車編」に次ぐ歴代2位の記録と言うことになります。

そして、その数字を叩き出せればおそらく100億円到達もほぼ濃厚になると考えられます!

果たしてどのような結果になるのでしょうか?コロナウイルス問題に多少の不安はありますが、爆発的スタートに期待したいところです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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