『アバターWOW』損益分岐点越え確実か、監督は5作目までの制作決定も示唆?

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公開1ヶ月足らずで累計興収は15億ドル(2000億円)を越え、なおも凄まじいペースで数字を積み上げている「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」。

米メディアのVarietyによると、CNN+の番組にてジェームズ・キャメロン監督は「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の興行成績について「あと数日で余裕を持って損益分岐点を突破しそうだ。」と発言。加えて「今後6〜7年間、自分が何をすることになるかはわかっている」とも発言。「アバター」シリーズは2年に1作のペースでの公開が予定されており、約6年後の2028年に5作目の公開がスケジューリングされている。つまり、この発言は5作目までの制作に対しても前向きであることを示すものと見て間違いないだろう。

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公開からわずか3週間で歴代興収TOP10入り

公開前は膨大な制作コストから、「歴代史上、3番目か4番目に高い興行成績をあげる必要がある」と話していたジェームズ・キャメロン監督。
ここで、現時点での歴代興収ランキングを見てみると公開4週目を迎える前の時点で、なんと既に世界興収TOP10入りを果たしている。

Wikipediaより

一昨年のほぼ同時期である冬シーズンに公開された「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」と比較しても、その勢いはほぼ同等で、Varietyによると少なくとも18億2500万ドル以上の興行成績は確実とされている。「タイタニック」「アバター」に続き、ジェームズ・キャメロンは再び歴代興収ランキングに名を連ね、その手腕が再評価される形となった。

3作目で描かれるのは「灰の民」?

5作目まで既に脚本が書かれているという「アバター」続編では、今後一体何が描かれていくのだろうか。1作目では「森の民」、今回の2作目では新たに「海の民」が描かれてきたが、次なる3作目について監督は次のように言及している。

「これまでのナヴィよりダークな『灰の民』が登場する。彼らは“火”を象徴するキャラクターだ。」

「これまではナヴィのポジティブな面しか見せて来なかったので、次は違う面も見せたい。これまでは、悪い人類の例と良いナヴィの例を見せてきたが次はその“逆”をやりたい。」

既に撮影も終わっているとされる3作目だが、灰の民が登場するということは、次の舞台は火山地帯ということになるのだろうか?

4作目が1番好きな脚本と語りながらも、2作目「ウェイ・オブ・ウォーター」が興行的に失敗した場合、3作目で完結するルートも考えている、と公開前は懸念の声も見せていたジェームズ・キャメロン監督だが、この大成功に胸を撫で下ろしていることだろう。

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