【激戦】本格的に夏休み興行がスタート!人気コミック実写にマーベル映画、100億円目前のシンエヴァ、そしてワニ…。【興行収入】

皆さんお久しぶりです!最近更新が不定期になってしまいすみません💦

そこで今週からは本格的に夏休み興行も始まると言うことで、注目作品を作品面&興行面からササっと紹介する記事をアップします!
今週公開する作品について気になる方ももちろん、興行面に興味のある方もぜひ!
それでは早速始めさせていただきます!

「東京リベンジャーズ」
(c)和久井健/講談社
 (c)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

「週刊少年マガジン」で連載されており、累計発行部数2000万部を越える大人気コミック「東京リベンジャーズ」の実写版作品となります。現在アニメも放送されており、話題沸騰中。なんと講談社の担当者からは『進撃の巨人』以来の大ヒットともささやかれているそうで、若者を中心に人気を獲得しています。記事執筆現在(7月8日)、Netflixの総合ランキングでも1位となっており、タイミング的にもベストと言えそうです。

ストーリーは原作に沿った内容になっているようですが、メガホンを務めるのは英勉監督。「ヒロイン失格」や「賭ケグルイ」など漫画実写作品には定評のある監督で、期待のできる内容になりそうです。キャストも北村匠海、吉沢亮、山田裕貴、磯村優斗、間宮祥太朗など豪華キャストが集結。

さらに最近は「るろうに剣心(The Finalは41億円)」や「ザ・ファブル(15億円見込み)」「今日から俺は!!(53.7億円)」「約束のネバーランド(20億円)」など優秀な成績を残す実写作品が多く、あまり赤字になるような作品は出ていない印象です。それも追い風となり、最終的には20億円越えのスマッシュヒットを狙いたいところ。

映画『東京リベンジャーズ』予告編

「ブラックウィドウ」
(c)Marvel Studios 2021

「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」以来約2年ぶりとなるMCU作品。海外からはMCU最高傑作との呼び声も高い昨日です。アベンジャーズのメンバー「ブラックウィドウ」の過去を描いており、時系列的には「シビル・ウォー」直後の話となります。単独作品なので、MCUをあまり見ていない人も楽しめる作品になっていると思います。

果たしてディズニー作品の救世主になれるのか!?

ただし、ディズニープラスとの同時配信する影響で上映館は少なめ。東宝(TOHOシネマズ)、松竹(MOVIX)、東映(Tジョイ、バルト)などでの上映はありません。なぜこうなってしまったか詳しく文章で書くと長くなってしまうので、簡単に説明します。

【ディズニー作品公開縮小までの経緯】
「ムーラン」「ソウルフル・ワールド」を劇場公開から配信のみに。
(しかし、この時点で劇場CMの上映やグッズ製作は行われていた)

その後「ラーヤと龍の王国」は劇場&配信に。

劇場の利益が保証されないため、全興連がディズニーに抗議。

しかし、ディズニーは方針を変えず。

全興連は劇場のみの公開でなければ基本劇場公開はしないという方針に。
(絶対的なルールではないため、200館以上では公開に)

実際、この全興連の方針の影響を受け「ラーヤと龍の王国」は2.6億円、「クルエラ」は4.8億円と興行面で見ると、どちらもあまり振るわない成績でした。配信サービスでの成績は開示されていないため損益はわかりませんが、従来であれば本来どちらも10億円を余裕で越えるスペックのあった作品。個人的にはどちらも今年トップレベルで面白い作品だったので残念な限りです。おそらく劇場で予告編を流すことも少なくなったため、単純に知名度が下がってしまい箱数も限られてしまったのが原因と考えられます。

そこで、今回「ブラックウィドウ」がどこまでの成績を残すかが焦点になって来ます。実際、今の映画業界からディズニー作品は箱数が少ないためあまり強敵扱いされていないのが現状で、コロナ禍で延期した作品が同じ週に公開することもしばしば。(例を挙げれば「ラーヤと龍の王国」と同週に公開した「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、「ジャングル・クルーズ」と同週に延期した「映画クレヨンしんちゃん」など)

しかし、ここで成績を残せば映画業界からの需要を拡大し、ディズニー作品が全国の劇場に帰ってくることも可能性としては十分にあります。個人的には15億円ほどの成績を残して欲しいところではあります。

また、8月13日公開となる「フリー・ガイ」のディズニープラス配信は公開の45日後となっており(決定しているのは全米のみ)、日本公式でも“映画館のみ公開”となっています。45日後と言うのが微妙なラインではありますが、ここは全国の劇場に判断を委ねたいところではあります。

「ブラック・ウィドウ」最新予告【“家族”編】

 



「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
(c)カラー

終映まで残り2週間を切っている「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。
100億円にぎりぎり届くかどうかと騒がれていた中、7月11日に“フィナーレ舞台挨拶”の生中継が決定。これが正真正銘のラストチャンスとなりそうです(n回目)。そしてなんと公開5か月目にも関わらず”333館”とかなり大規模での上映に。公開当初の館数は346館だったので、ほとんどの劇場でライブビューイングが鑑賞可能となっています。

やはり最終100億円を見据えると、舞台挨拶を含む日曜日までで99億円をクリアして欲しいところです。
それをクリアできてしまえば残りの10日間で平均0.1億円を積むことで100億円突破も現実味を帯びてきます。さらに今週は平日も0.1億円以上をキープ中で、最終週は駆け込みで鑑賞する観客も多いことを考えれば、おそらく余裕を持って突破できると思います。Twitterでは日ごとに概算値を出しますので、気になる方は是非!

「100日間生きたワニ」
(c)2021「100日間生きたワニ」製作委員会

Twitterで話題となった「100日後に死ぬワニ」のアニメ劇場版作品。度重なる延期の末7月9日の公開が決まりました。ストーリーとしては100日間のその後も描いた作品となっています。
シネマトゥデイさんのサイトで取り上げられた論評いくつか拝見しましたが、レビューは上々な様子でファミリー向きの感動映画になっているようです。

「カメラを止めるな!」でお馴染みの上田慎一郎監督メガホンで、声の出演はワニ役に神木隆之介、ネズミ役に中村倫也、他にも木村昴や山田裕貴、新木優子など豪華キャストも揃い踏み。上映時間も63分と短めで、個人的には正直未知数な作品。方向性は別として話題性はかなり高い作品なので、評価によっては化ける可能性を秘めているかもしれません。

映画『100日間生きたワニ』予告【7月9日(金)公開】

「ハニーレモンソーダ」
(c)2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会
(c)村田真優/集英社

人気ジャニーズグループ「Snow Man」のラウール初主演となる青春恋愛作品。ヒロインは「ラーヤと龍の王国」で吹替も務めた吉川愛。少女コミックの実写版となっており、監督は「ピーチガール」や「バクマン。」の神徳幸治監督。

人気ジャニーズグループ初主演の作品としては「SixTONES」の松村北斗、森菜々主演の「ライアー×ライアー」はコロナ禍ながら8.2億円のスマッシュヒットに。2月に公開された作品で8億円越えの作品は「ライアー×ライアー」と「名探偵コナン 緋色の不在証明」のみでした。そのような点からみてもかなりの成績に期待したいところ。
個人的には競合相手も多いことを考えると5億円を越えれば御の字といったところでしょうか。

映画『ハニーレモンソーダ』本予告【7.9(Fri)ROADSHOW】

 



おわりに

如何でしたでしょうか。来週の大規模公開作品は細田守監督「竜とそばかすの姫」ということで、今週はその競合を避ける形で激戦区となっているのも事実です。ということで来週は「竜とそばかすの姫」のみを徹底考察した記事になってしまうかもしれませんが、その点ご了承下さい💦

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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