2022年映画ランキング総決算!【のびしろ編】あなたの気になる作品は何位!?

「劇場版 呪術廻戦 0」の大ヒットに始まり、「トップガン マーヴェリック」が久々の洋画大ヒットを飾り、「ONE PIECE FILM RED」「すずめの戸締まり」など邦画アニメ作品も猛威を奮った2022年。年間興収も2100億円程度に達する見込みで、コロナ禍前とほぼ変わらない数値まで劇的な回復を見せた年でもありました。

ここではその2022年の総括として、今年映画ランキングTOP10にランクインした作品「144本」を対象に様々なランキングをお届けします。
今回は【のびしろ編】ということで、初動成績から最終成績まで、より大きく成績を伸ばした作品をランキング形式でご紹介します。

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10位「映画ドラえもん のび太の小宇宙戦争2021」

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2021
・初動→最終成績:610%
(※初動成績×6.10倍=最終成績)

・公開日:2022年3月4日
・興行収入:26.9億円
・監督:山田晋
・キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一ほか

第10位には「映画ドラえもん」がランクイン。春休み興行を見据えて3月中旬に公開される作品でもあるため、この順位は言ってしまえば妥当な数字。

今年は「SING シング ネクストステージ」とファミリー層を取り合う形となりましたが、結果的に敗北。さらに、シリーズとしてもコロナ禍前から大幅に数字を落としています。

コロナ禍に関するニュースもあまり話題にならなくなった今、2023年はどこまでコロナ禍前の水準に数字を戻すことができるのか注目です。

9位「死刑にいたる病」

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
・初動→最終成績:635%
・公開日:2022年5月6日
・興行収入:10.6億円
・監督:白石和彌
・キャスト:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典ほか

「狐狼の血」などで日本アカデミー賞の常連でもある白石和彌監督の作品。最近では「仮面ライダーBLACK SUN」も大きな話題となりました。

今作は櫛木理宇の小説を映画化した作品で、ある大学生を翻弄する連続殺人犯・榛村を演じる阿部サダヲの怪演が話題に。

若者層をターゲットにしたマーケティングが功を奏し、白石和彌監督としても配給会社のクロックワークスとしても実写邦画初の10億円の大台突破となりました。

8位「今夜、世界からこの恋が消えても」

©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
・初動→最終成績:659%~
・公開日:2022年7月29日
・興行収入:15.0億円~
・監督:三木孝浩
・キャスト:道枝駿佑、福本莉子、古川琴音ほか

一条岬原作の小説をなにわ男子の道枝駿佑と福本莉子主演で実写化した作品。

『クラスメイトに流されるまま嘘の告白をした神谷透(道枝駿佑)と、「お互い本気で好きにならないこと」で告白を受けた日野真織(福本莉子)。その条件の理由は彼女が前向性健忘症を患っており、一度夜寝るとその日の出来事を全て忘れてしまうという病から来たものだった。』というストーリー。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩監督がメガホンを取り、「君の膵臓をたべたい」の監督・月川翔と「明け方の若者たち」の監督・松本花奈が共同で脚本を手がけたストーリーは多くの観客に絶賛され、ジャニーズファンを中心にリピーターも多く動員。結果的に15億円に到達する大ヒットとなりました。



7位「ミニオンズ フィーバー」

©2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
・初動→最終成績:709%
・公開日:2022年7月15日
・興行収入:44.2億円
・監督:カイル・バルダ
・キャスト:スティーブ・カレル、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨーほか

こちらも「映画ドラえもん」と同じくファミリー層をターゲットにした作品で、夏休みシーズンを狙って7月中旬に公開。

夏休みを通して粘り強い興行を見せ、初動成績から700%水準となる44.2億円のヒットを記録。洋画アニメ作品としては、コロナ禍以降最も高い成績となりました。

6位「ONE PIECE FILM RED」

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
・初動→最終成績:833%~(※現在公開中)
・公開日:2022年8月6日
・興行収入:187.8億円~
・監督:谷口悟朗
・キャスト:田中真弓、名塚佳織、池田秀一、津田健次郎ほか

スタートで圧倒的な爆発力を見せ、その数字があまりに大方の予想を越えるものだったため、初動型ではないかとも推測されましたが、800%超と圧倒的な伸びとなっており、現在も大ヒット公開中。

特典は現在第12弾まで用意がある大盤振る舞いですが、年末シーズンに再び勢いがヒートアップ。公開から既に半年近くが経ちますが、再びTOP10に食い込んでくる凄まじい勢いとなっています。

主題歌も大ヒットし、2022年ネット流行号大賞を獲得するなど、今年の話題を席巻する大ヒットとなりました。

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