2021年 映画興行収入ランキングTOP30!ああたの好きな作品は何位?今年のヒット映画振り返り特集!

こんにちは!タロイモです!

早いもので今年ももう終わり。

2020年から2021年の前半にかけてはコロナウイルスの影響で休業や時短営業が続き映画業界は苦しい時期が続いていました。しかし、夏休み前辺りを期に徐々に活気を取り戻し、ヒット作も多く生まれました。皆さんも今年は思い入れのある作品が見つかったのではないでしょうか?

そこで、今回は2021年の年の瀬に今年のヒット映画を興行収入ランキングと共に振り返って行こうと思います。

(興行通信社では12月作品は来年扱いになりましが、ここでは2021年に公開された作品をまとめています。)

それでは早速始めていきましょう!

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21位~30位

まず21位~30位を見ていきましょう!一部作品をピックアップしてご紹介します。

21位『劇場版 きのう何食べた?』13.5億円
22位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』13.3億円
23位『劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』13.2億円
24位『あなたの番です 劇場版』12.6億円
25位『モンスターハンター』12.5億円
26位『名探偵コナン緋色の不在証明』12.4億円
27位『老後の資金がありません!』12.1億円
28位『エターナルズ』12.0億円
29位『劇場版 奥様は、取り扱い注意』11.9億円
30位『燃えよ剣』11.5億円

29位『エターナルズ』12.0億円

(c)Marvel Studios 2021

コロナ禍後で初の10億円を突破したMCU作品。

意外にもディズニーは配信サービスを巡って劇場と揉めていたこともあり、初の10億円突破作品となります。個性豊かなキャラクターや作品のスケールに観客からは絶賛の声が集まり大ヒットに繋がりました。

早くもディズニープラスでは1月12日より配信がスタートする予定です。

25位「モンスターハンター」

(C)Constantin Film Verleih GmbH

カプコンの人気ゲームを「バイオハザード」の監督&主演コンビが映画化した作品。

モンスターのCG造形はかなりの評判があったものの、ストーリーの荒さからレビューは批判の声が目立ちました。

しかし、知名度もあってか10億円を突破し今年の夏までは洋画作品No.1の成績を維持。
現在でも2021年洋画作品5位の成績となっています。このことからわかる通り2021年は洋画作品がかなり下火な年でした。



11位~20位

11位『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』27.0億円
12位『劇場版 呪術廻戦 0』26.9億円
13位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』24.1億円
14位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』22.0億円
15位『ゴジラvsコング』19.0億円
16位『銀魂 THE FINAL』18.7億円
17位『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』17.7億円
18位『そして、バトンは渡された』16.4億円
19位『キャラクター』16.0億円
20位『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』15.8億円

18位『そして、バトンは渡された』16.4億円

(C)2021映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこのベストセラー小説を映画化した作品。

監督は「こんな夜更けにバナナかよ」の前田哲監督で、なんと前田監督は同じ公開日に「老後の資金がありません!」がスケジュールされるという異例の珍事態に。しかしどちらも満足度が高く、ロングランで10億円を突破しました。

さらに感動必至ストーリーはリピート客が続出し、”追いバトン”というワードも話題となりました。

第16位『銀魂 THE FINAL』

(C)Hideaki Sorachi/GINTAMA the Movie

正真正銘シリーズ最終作となった作品。(前作はさらば万時屋というタイトルなのに最終作じゃなかった)

「鬼滅の刃」に便乗する形の特典などが話題となり、12週連続首位を守り続けた「鬼滅の刃 無限列車編」から首位を奪取し話題となりました。

シリーズとしても劇場版最高成績で優秀の美を収めました。

第12位『劇場版 呪術廻戦 0』

(C)2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 
(C)芥見下々/集英社

年末にして「鬼滅の刃 無限列車編」に次ぐ歴代2位のオープニング成績を記録した作品。

なんと3日間のみの成績で12位にランクインです。年末も圧倒的なペースで数字を積んでおり年末年始で50億円に届くのは確実な勢いとなっています。

果たして邦画史上10作品目となる邦画アニメ100億円なるか、2022年も注目です。



第10位:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』

(C)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会
(C)堀越耕平/集英社

興行収入:33.7億円

公開日:8月6日
上映館数:320館
配給:東宝
首位獲得回数…2回
TOP10ランクイン週…9週

週刊少年ジャンプの人気作「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3作。

今回は世界を舞台にした大規模な任務を任されたヒーローたち。主人公デクのクラスメイトである雄英高校の1年A組を始め多くのキャラクターが活躍。作品のスケールの大きさにも比例する形で、シリーズ最高の記録を15億円ほど更新し大ヒットとなりました。

第9位:『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』

(C)2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

興行収入:36.6億円

公開日:8月6日
上映館数:370館
配給:東宝東和
首位獲得回数…2回
TOP10ランクイン週…7週

コロナ禍での延期を経て、無事公開となった大人気シリーズ「ワイルド・スピード」の9作目。

相変わらずのダイナミックなアクションや過去シリーズキャラのカムバックなどもあり、多くのファンを動員。シリーズ歴代2位の好成績を記録しました。

第8位:『マスカレード・ナイト』

(C)2021 東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会

興行収入:37.9億円

公開日:9月17日
上映館数:356館
配給:東宝
首位獲得回数…2回
TOP10ランクイン週…7週

2年半前の前作も46.4億円を越える大ヒットを記録した人気シリーズ。

今作も数多くの豪華キャストが集結し、見事今年のTOP10にランクイン。

第7位:『花束みたいな恋をした』

C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

興行収入:38.1億円

公開日:1月29日
上映館数:350館
配給:東京テアトル
首位獲得回数…6回(最多!)
TOP10ランクイン週…15週

TOP10の中では大手配給会社以外で唯一のランクインとなった作品。

圧倒的な作品のクオリティが評判となり、主題歌なども合わせて瞬く間にSNSや口コミで拡散されロングランヒットを記録しました。

おそらく製作費の比率で見ると今年1番利益の出た作品なのではないでしょうか。



第6位:『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』38.1億円(上映中)

(C)2021 J Storm Inc.

興行収入:38.1億円

公開日:11月26日(11月3日よりドルビーシネマで先行上映)
上映館数:200館
配給:松竹
首位獲得回数…1回
TOP10ランクイン週…4週(継続中)

嵐最後のツアーライブ「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の1日を125台ものカメラを使ってフィルムに収めたライブ映画作品。

チケット単価が高いと言うこともあり、初日はアニメ作品を除けば今年最高の数字をマーク。

現在も公開中で松本潤主演「99.9」との相乗効果も期待されています。

第5位:『るろうに剣心 最終章 The Final』

(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

興行収入:43.4億円

公開日:4月23日
上映館数:251館
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
首位獲得回数…1回
TOP10ランクイン週…10週

第1作目から8年半、大人気実写邦画シリーズの幕を下ろした一作。

なんと同時に制作されたThe Beginningと合わせると総製作費は50億円に上り、これは邦画作品としては異例の額。

GWに合わせ公開されましたが、なんと公開直後からコロナウイルスの影響で首都圏の映画館が休業に追い込まれる事態に。

しかし休業明けに逆転首位を獲得するなど腰の強い展開で優秀な成績を収めました。

第4位:『東京リベンジャーズ』

(c)和久井健/講談社
(c)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

興行収入:44.7億円

公開日:7月9日
上映館数:350館
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
首位獲得回数…1回
TOP10ランクイン週…12週

漫画やアニメが大ヒットを記録し、2021年のGoogle検索急上昇ランキングではなんと3にランクインした「東京リベンジャーズ」。

アニメ、舞台、実写映画とほぼ同時に展開した集中型のメディアミックスが功を奏し、今年の実写邦画No.1の成績となりました。



第3位:『竜とそばかすの姫』65.4億円(上映中)

(C)2021 スタジオ地図

興行収入:65.4億円

公開日:7月16日
上映館数:379館
配給:東宝
首位獲得回数…3回
TOP10ランクイン週…13週

「未来のミライ」以来3年ぶりとなる細田守監督最新作。「未来のミライ」はアカデミー賞ノミネートなど、芸術性が高く評価された一方であまり大衆受けはしなかったため28.8億円と前作「バケモノの子」の58.5億円から興行成績は半減する形に。

その点「竜とそばかすの姫」は仮想世界を舞台に美女と野獣を彷彿とさせるわかりやすいストーリーに。また、ディズニー作品に携わったスタッフの起用やKingGnuのメンバー常田大希率いるmillennium paradeの楽曲を使用するなど新しい試みもあり、観客の心を掴む形で見事大ヒット。

夏休み興行を制し、65.4億円となる細田守監督歴代最高ヒットを記録しました。

第2位:『名探偵コナン 緋色の弾丸』76.5億円

(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

興行収入:76.5億円

公開日:4月18日
上映館数:372館
配給:東宝
首位獲得回数…4回
TOP10ランクイン週…12週

去年はコロナ禍により苦渋の延期となった作品。

子供から大人まで大人気の「名探偵コナン」シリーズ。今まで7作連続で成績を伸ばしており、前作「紺青の拳」は93.7億円を記録していたことから今作はシリーズ初の100億円突破が期待されていました。

なんと公開初週は「鬼滅の刃」とほぼ同等となるスクリーンの6割ほどを独占する形で超大規模公開。その結果見事歴代2位(当時)、シリーズ歴代最高となる大ヒットスタートを切りました。

しかし、その一方でコロナ感染者数がみるみる増加。極め付けはGWの首都圏映画館の休という不運も重なり、そのまま息を切らす形となってしまいました。

第1位:『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

(C)カラー

興行収入: 102.8億円

公開日:3月8日
上映館数:346館
配給:東宝、東映、カラー
首位獲得回数…6回(最多!)
TOP10ランクイン週…18週(最多!)

最初の公開日を発表してからコロナによって2回の延期を余儀なくされた作品。

さらに公開1週間前に異例となる月曜日の公開を急遽決定。週初めながらスクリーンの4割以上を独占し平日初日成績は歴代2位(当時)の大記録となりました。

さらに、考察しがいのあるストーリーや第5弾までに渡る入場特典でリピーターを多く獲得し、公開127日目にして見事100億円を突破しました。

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか?好きな作品はランクインしていましたか?

1位〜10位はこのようになります!

1位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』102.8億円
2位『名探偵コナン 緋色の弾丸』76.5億円
3位『竜とそばかすの姫』65.4億円
4位『東京リベンジャーズ』44.7億円
5位『るろうに剣心 最終章 The Final』43.4億円
6位『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories』38.1億円
7位『花束みたいな恋をした』38.1億円
8位『マスカレード・ナイト』37.9億円
9位『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』36.6億円
10位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』33.7億円

2022年はどのようなヒット作が生まれるのか今から楽しみですね…!

最後までご覧頂きありがとうございました!

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